色が持つ効果
- Styling Studio Tokui
- 2020年5月3日
- 読了時間: 3分
パーソナルカラー診断をしていて思うことの一つに、「色がもつ効果は絶大!」ということが挙げられます。受け手に与えたいイメージをファッションの一部に加えていただくと、色の力を借りた印象操作ができてしまうのです。代表的な色を例にご説明していきますね!

赤:「エネルギー」「リーダーシップ」「情熱」
強いエネルギーをイメージする色で、お仕事の場では積極的なリーダーシップを、プライベートでは情熱的な印象を強調したいときにオススメのカラーです。
赤に囲まれた部屋では体感温度が2-3℃上がるという実験結果も報告されているようで、これは赤の光が交感神経を刺激し、脈拍と体温があがることで血流がよくなるためと考えられています。身につけるのに適した場面は、お仕事の場面など、ここぞ!というプレゼンテーションや演説の時です。
ピンク:「恋愛」「女性」「思いやり」
恋愛市場では何かとピンクに需要が多いように思いますが、まさにピンクは恋愛の色。女性や思いやりといった意味も含まれます。ピンクを身につけると女性ホルモンの分泌を促したり、幸福感が増すといった実験結果もあるそうです。若返りホルモンの分泌も盛んになることから、ファッションでは抵抗がある方でも下着など見えない部分に身につけるのもオススメです。身につけるのに適した場面は、婚活やデートの時です。
オレンジ:「社交的」「親しみやすい」「家庭的」
陽気であたたかく、人間関係を促す色と言われており、性的なものを感じさせないので同性からの好感度があがります。また、ピンクとオレンジの中間色であるコーラルピンクは、女子すぎるピンクがうまく中和されるので「彼ママに会いに行くとき」などにおすすめですよ。オレンジを身につけるのに適した場面は、新規開拓時の営業まわりやプレゼンの時です。
黄:「アピール」「知性」「子供」
日本人以外の国の子供たちは太陽の色は黄色で描くそうで、黄色は希望と喜びを与え、楽しい感情を生み出す色になります。また、黄色は左脳を刺激し、記憶力、理解力、創造力などの脳力が増すことで頭の回転が良くなり、人前で話すのが苦手な方も会話をスムーズに運ぶことができるようです。よって身につけるのに適した場所は、大勢の前で講演をしたりプレゼンが必要な時です。
緑:「バランス」「やすらぎ」「癒し」
緑は暖色でも寒色でもない中間色でもっとも刺激の少ない色です。物理的に見える色(可視光)の真ん中に位置し、心身のバランスを整えリラックスさせる効果があります。また、緑は自然や平和をイメージさせ、自然がもつ癒しの効果をもたらします。
青:「理性」「誠実」「集中」
圧倒的に好感度が高い色が青です。青を取り入れると心身が落ち着き、感情にとらわれず冷静に物事を判断できるようになります。これが青い光が副交感神経を刺激し、脈拍や体温が下がり、呼吸もゆっくりと深くなるためと考えられます。赤がもつ効果と真逆ですね。そして誠実さを感じさせる色ですので、特に一対一のコミュニケーションをスムーズにする効果があります。信用してもらいたいビジネスオケージョンなどには青系の代表色ネイビーを身につけると良いでしょう。
紫:「スピリチャル」「精神安定」「バランス」
占いを何かしらで経験したことがある方はなんとなくイメージとしてお分かりになるかと思いますが、占いの場面に多く登場しますよね。紫という色は昔から希少価値が高いプラプラ貝からしか取れない色で宗教色に選ばれたりと尊ばれてきた色です。精神安定の色とも呼ばれ深い瞑想に導くことからバランスの色ではありますが、スピリチャルな色目でもありますので人には話しかけられにくい色になります。
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